コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

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■ SMAP 2016. 8.30

特にファンというワケではない。
年内に解散するという予定らしい。
28年間もよくつづいたものだと思う。
解散に至る顛末については色々とマスコミで取り沙汰されているが真偽のほどは定かではない。
人間関係というものはヤヤコシイものである。

グループメンバーの相関図をしみじみと眺めていると、やはり解散派の中心にいるのは香取慎吾ではないかと見ている。
以前は中心とされていた木村拓哉もそれを支えていた香取の信奉を失い、元々あった木村と中居正広の対立があって香取を中心に稲垣吾郎、草g剛の解散志向組が徒党を組み、存続派の中居が香取を説得できなかったという構図だ。

結果的に孤立したのは木村拓哉ということになるらしいが、この人間関係の構造、推移は易学的には全く予想どおりでグループの存続を望む人々、たとえば多くのファンやステークホルダーにとっては香取さんだけ抜けてもらえば良いと思うだろうが、何せ香取さんの巻き込む力、頑なさは半端ではない・・・。

この誰も得をしないと思われるグループ解散という方向性も人間関係についての分析を常々生業にしている者にとってはあらためて勉強になるし納得もできる経緯になっている。

あまりに唐突と思われる出来事もよくよく分析してみれば何の不思議もないものなのだ。
物事のすべてに応用できる問題集を解かされ、やっぱりなあ〜みたいな解答を見せられて妙に得心している次第である。

解散派当事者たちからするとそれでそれぞれの溜飲が下りた・・・と想像できるが、経済的損失は600億円とも言われるこのSMAP解散もそれぞれの利害関係者からすると結構深いタメ息やら肩を落としている人も少なくないのではないかと思える。
もちろんメンバーそれぞれも殆ど誰も「得」はしない。

誰とは言わないがやっぱり自己中心的に物事を考える癖のある人間が集団内にいるとついつい流されてしまうようで、全くの周囲の迷惑とか損害とかに目がいかないし、芸能人と言われる人々もその知名度のわりにその社会的責任とか影響力とかに思いを致す人はやはりと言うべきか少数派なのではないかと思える。

完全に無視をされたカタチとなったファンといわれる人々は、一体どう考えれば良いのだろう。
過去のCDとかアルバムとか映画とか数々の華々しい栄光や業績、実績は残っているのでSMAPというひとつの時代が終わってメンバーそれぞれの新しい旅立ちが始まったと思えば良いと考えるしかないのであろうか。

あらためて彼らの歌を聴いてみると、確かに全く知らなかったけれど、それぞれに悪い出来ではないけれど、その絶大な人気というものには少しの蔭りみたいなものがあるにはあったようではある。

人間、絶頂を過ぎて少しでも落ち目になるとまず内紛というものが起こるものなのだ・・・多分。

ありがとうございました
M田朋久



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