コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

コラム:ひとくち・ゆうゆう・えっせい

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■ スポーツ観戦 2016. 7. 6

現在たずさわっているスポーツはバスケットボールだけだれども、それも最近練習には行っていない。
何となく夜の用事が多くて自然に足が遠のいてしまった。
時々運動したくて体がムズムズするのを感じる。

もっぱら最近はスポーツ観戦のみである。
観戦と言ってもテレビ。
今はNBA(アメリカプロバスケットボール)もプレーオフが終わりMLB(メジャーリーグ)、SBK(スーパーバイク)、NPB(日本のプロ野球)、プロテニス、モータースポーツ、陸上競技などヘタなドキュメント番組やバラエティー、ニュースを見るより楽しい。モチロン連ドラなどは観ない。
ドラマを見るのは女性ホルモンの多い人らしい。
男はたいていどこの国でもスポーツを観る・・・ようだ。

世界的に有名な日本人プロスポーツ選手と言えばMLBのイチローとテニスの錦織圭であろうか。
前者においてはその数々の記録は華々しく米国の野球殿堂入りは確実だそうで、同じ日本人としてとても誇らしいことである。
この先殿堂入りできる日本人が現れるだろうか。
かなり確率は低いとみるべきだろう。

同じく錦織圭は何と世界ランキング6位だ。
日本人、アジア人でこの体格(178cm)でこのランクというのは驚異的と思える。
同じアジア系アメリカ人でマイケル・チャン(175cm)をコーチに招聘してからみるみる勝負強くなって素晴らしい体格の並いる強豪を押しのけてここ数年は世界ランキング1ケタ台を維持している。
大したものである。

ちなみにマイケル・チャンの世界ランキングは最高位で2位。4大大会1回優勝(仏)、準優勝3回であるから現在の錦織よりも現時点ではやや上である。

いずれにしてもこの二人が今のところの世界レベルの日本人スターアスリートである。
特にイチローは数々のメジャーリーグの記録を塗り替えている有数のタイトルホルダーで、年間安打数257本の記録保持者ジョージ・シスラーを84年ぶりに桧舞台に表出させたり、八百長問題でメジャーリーグ永久追放になったピート・ローズの記録、生涯通算安打記録4256本(日米通算ではあるけれど・・・ギネスには認定された)を達成したりしている。

近々達成されると予想されるメジャー3000本安打を達成すると生涯打率3割、500盗塁、通算3000本安打の大記録は並居る大リーガーの中でも3人しかいないらしく、とてつもない大記録になるらしい。
42才の現役メジャーリーガー、それも野手(外野)であるというだけでも凄いことなのにこれらの大記録はメジャーデビューを首位打者、最多盗塁、最優秀選手、MVP、最優秀新人等の記録と併せると偉大と言う他なく、そのユニークなプレースタイル、英語やスペイン語も話しアメリカの生活にスッカリ溶け込んで、チーム内はおろか大リーグ内で多くのリスペクトを集め、アメリカ人全体からも絶大な人気を得ているらしいので、人種差別に苦しめられていると聞く錦織圭と比べるとそのキャリアの長さ、他者を寄せつけない大記録保持者としての誇り高い姿勢が日米両国のファンの心を掴んで離さないのである。

羽生結弦というフィギュアスケーターも凄い。
NHK杯の時の映画陰陽師のテーマ曲での演技は心から感動した。
たかがスケートなんぞと思いきや、素晴らしいパフォーマンスには驚嘆。
思わず落涙したほどである。

どんなスポーツも好きだが観るのもするのも苦手なのがゴルフ。
気分がとんでもなく落ちる。
自分でも理由が分からない。
それと相撲。
これも理由がない。
プロレスもだめだ。
昔自分でもしていたバスケットボールもトライアスロンも自転車競技も今はあんまり良くない。
観ているとこっちまで苦しさが伝わってきて息切れがする。

サッカーもダメ。
観ていると点数が入らないので、イライラする。

ただしNBAではジェレミー・リンというアジア系アメリカ人が活躍していて嬉しい。
NBAの選手としては小柄(191cm)ながら体幹の強さを発揮した豪快なオフェンス力で3Pシュートや力強いドライブインや時にダンクシュートを繰り出す。
強豪チーム、ウエスタンカンファレンスのサンアントニオスパーズ相手に奮闘し自己最高得点で大活躍、弱小チームのシャーロットホーネッツを勝利に導いた。
ちなみにホーネッツのオーナーはあのマイケル・ジョーダン。
今年はプレーオフ出場までは果たしたが同カンファレンスのマイアミヒートに惜敗してしまった。

ステフィン・カリー(191cm88kg)というまだあどけない顔をしたタトゥーの入っていない幾分華奢な肉体で、大学生のようなNBAスター選手は、何と2年連続満票でシーズンMVPと得点王を獲得したが、まるで類人猿のようにいかつい肉体と巧みさを併せ持つレブロン・ジェームズ(203cm113kg)のクリーブランドキャバリアーズを思い切り翻弄しながらも最終戦、僅か4点差で惜敗してしまった。
即ちNBA王座二連覇はならなかった。
レブロンさんには悲願の優勝で涙々であったが筆者としてはカリーさんを応援している関係で感動はあまりしなかった。
勝手なものです。

日本のプロ野球に目を転じると広島カープの大躍進。
エルドレッドのファンで密かに隠れカープファンであるのでこれも嬉しい。

そんなこんなでスポーツ観戦で過ぎていく一年。
男の人生ってこんなものかも。
選手たちと一緒に気分も上下し、ついでに年も取っていく。
ありがたいやら、やるせないやら。

ありがとうございました
M田朋久



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