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■ コラム | 2016. 6.11 |
コラム書きは15分から30分以内で済ませる。 レポート用紙に鉛筆で書きなぐった原稿をパソコンのワードでスタッフの方に清書してもらう。 ありがたいことだ。 何故書くかというと、まず 1.自分の憂さ晴らしである コラムを書くようになって飲み屋さんかなんかで自説をとうとう述べて議論したり長話をしたりすることがなくなった。 コラムに吐き出してしまっているのであらためて語る必要を感じなくなったのだ。 もちろん愚痴とか不平不満、特に社会の出来事や政治についてのオピニオンを述べることも少なくなった。 2.読者の方がおられる これは「読んでますヨ」とか「楽しみにしてます」とかお世辞かも知れないけれど励ましのお言葉を頂戴するので背中を押されるように鉛筆をすべらせている。 ホームページの訪問者は1日に1000人程度おられるらしく、皆さんがコラムを読まれるワケではないであろうけれど、ただの「読み物」として楽しんでいただければと考えている。 実際にコラムを本にして3冊ほど自費出版したが、何人かの方には愛読してもらっているとお聞きした。 3.子供に残しておきたい 自分が死んだ後に残るのは骨壺の中の骨とこのコラムだけではないかと思える。 父親が何を考え、どんな生き方をしていたかを伝えたいという胆の底からの欲求というか本能があるような気がする。 それは、幼児期より子供と殆ど接することができなかったので、成人した彼らが父親というものを文章でもって知り、少しでも生きていくのに役立ててほしいという遺伝子保存的な願いのようなものである。 以上のような動機で時々時間を見つけてはせっせと書いている次第である。 書いているのが楽しいかというとそういうワケではない。 多少義務的に書いている。 何か書き残しておかなければ・・・というような切実な理由があるような、ないような・・・。いずれにしても何かしら残すものがあると人生に安定感をもたらすという感じがする。 自己分析の手立てにもなりうるし、頭のトレーニングにも良いように思える。 読んでいただきありがとうございました。 M田朋久 |