[戻る] |
■ 守護天使 | 2016. 3. 1 |
「素晴らしき哉、人生」という名作映画があって、このフランク・キャプラ監督の作品は年に何回かは観るようにしている。 苦難・困難を感じた時にあらためて真剣に観ていると、深い感動と共に精神がみるみると救われるのを感じる。 物語には守護天使(実は翼を持たないなりかけの、修行中の)のオッサンが出て来て主人公(ジェームズ・スチュワート)を窮地から救うのであるけれど、このスチュワートさん、同年代の他のアメリカの美男俳優さん達が短命なのにくらべ長命(89才)なのが不思議で、この出演作品の影響ではないか・・・と思えるくらい良い作品である。 そのタイトルのとおり・・・。 ちなみにざっとそれらの俳優さんをならべてみると クラーク・ゲーブル、59才 ゲーリー・クーパー、60才 ロバート・テーラー、57才 タイロン・パワー、44才 こんな感じで件のスチュワートさんが思い切って長命と感じる。 守護天使の存在を否定する人も多いと思うが、多くの書物によれば、それは一人について6人くらいおられて、中には数10人の守護天使が生きている人間ひとりひとりを守っているらしい。 大成功者とか大富豪とか世界的な著名人の中には数100人もの守護天使がついていて篤くその人を守っているとのことである。 ロシアの物理学者ヴァジム・ゼランドによればその守護天使には本人の感謝と愛のエネルギーが栄養源として要るらしく、絶えず何かしらの良きこと、めでたいこと、ありがたいこと、助かることがあれば守護天使のお陰と感謝をし、悪しき事、曲々しいこと、ありがたくないことは自分の不徳のせいにすると良いらしい。 そうすることで自分は偉いとか立派だとか凄いとかいう自惚れ的な精神エネルギーが中和されて「平衡力」を取り戻し物事がスムーズに進んでいくとのことだ。 つまり願望実現もしやすいとのことである。 「平衡力」とか先述した映画について一読、一見を強くお勧めする。 視聴者に益することマチガイナイと確信している。 こういう話は多少眉唾モノで全く信じないという人もおられるが何かしら自分は守られてるなあと感じなかった人はいないのではないかと想像しているがいかがであろうか。 筆者の場合、いつもそれらの類の存在に守られまくっているという実感があって、少なくとも90%はそれらの力で「生かされている」といつもしみじみと毎日毎日感謝している次第である。 日本では守護霊という呼称が一般的で天使という表現は多分にキリスト教的である。 「守護霊の皆さん、私を守ってくださっていてありがとうございます。深く感謝します」 と心の中で唱えることには大きな御利益があり、それらのないことには幸運・良縁はやってこないと言い切る書物もあって多少オカルティックであっても殆んど何の不利益もこうむるワケではないので実行してみる価値はあると思える。 さらに進んで守護霊さん達に自信の身の振り方などをお任せするというのも一方法かも知れない。 程度の低い意識レベルしか持ち合わせていない幼稚な筆者のような個人にとって守護霊の存在とそれらを信じることの益は少なくとも精神的にははかり知れないほど大きい。 自分の頭で考え込む、即ち悩むことを回避できる上にこれらの「おまかせ」コースというのはとても気楽で心地の良いものである。 風まかせ、なりゆきまかせならぬ守護霊まかせである。 心の声を心静かに聴いていると、たまに聞こえて来る感じがするが、それらの声はいつも温かく、柔らかく、優しく、清らかで心や魂をやすらがせるものである・・・とのことだそうだ。 ありがとうございました M田朋久 |