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■ 不信 | 2015.11.16 |
「浮気をされる男性の特徴」というのをネットで調べてみると @気持ちを言葉にしてくれない Aいつも受身な態度 B怒ることをしない C自分中心 D悪口を言う 自分のことを振り返ってみると、何となく@からCまでは半分以上当たっている。 特にB、滅多に怒らない。 Aもある。 付き合っていてもあまり自分から誘ったりはしない。 結果、意に反してよく浮気をされる。 多分、相手が不安になるのだ。 しっかり支配して欲しい、所有して欲しい、つかまえていて欲しいという心理が女性にはあるようだ。 元々「自由を愛する男」であるので、自分が束縛されるのも嫌であると同時に相手を縛らない・・・という性格的特徴を持っているようだ。 この特徴と同時に過去のトラウマもある。 18才、童貞だったときに初めての女性(16才の女の子)は自分とSEXをした後に、自分と同級生のS君が好きだから会わせて欲しいと言われて素直に紹介して、その日の晩にその同級生とSEXを・・・それも朝までしていた・・・という、今考えてもとてもシおぞましい経験をした上に、次に付き合った同年の女性も彼女が虫垂炎の入院中に何とトイレの中で見舞いに来た男友達と行っていたなんて事が後からバレて、自分も次の女性、これがかなりの美人で遠距離恋愛(神奈川と熊本)の状態になってしまって、当然ながら先述した性格的特徴と性的相性の悪さから当然のように裏切られて他の男の子供まで妊娠までさせられたけれども寛容バカというかその後も付き合って何となく自然消滅してしまった。 今思い出しても我ながら「真性のバカ」としか言いようがないがとにかく女心に疎い性格の為か思春期・青年期の大事な時に「女は信用できない」という信念(?)が心の中に深く刻み込まれてしまったようで、何回恋愛しても最終的にこれ(浮気)が起こってしまい「やっぱり女は信用できない」というマチガッタ観念がまるで大地に深く触手を伸ばした巨木の根のように微動だにしない思い込みとなって心を常にシクシクと疼かせる。 そうして、当然ながら相手の「浮気」によって、心は一瞬にして固い氷河のように凍り付いてしまい決して溶けることはない。表面はいくらおだやかにしていても、永遠に心を開くことはない。我れながら情けないとは、思うけれどもまるで真冬の凍土のように厳しく頑なだ。割合気楽に浮気をされる女性が多いけれども、そういう女性を心の中では、信じきってはいないような気がする。 もしも愛することと信じることが同義語と仮定するなら、 真の意味で女性を愛することがないのではないかとも思えて、瞬間的に奈落の底に突き落とされてしまったような暗澹たる孤独感を味わうこともある。 これらは、自分の心の暗部、恥部とも言える独白であるが、時々相手の裏切りがちょっとした仕草や癖の変化やふと漏らした言葉などで分かってしまうことがあって一気にさめてしまう。けれどもそのことで相手を責めたり追求したりほのめかしたりすることもしない。静かにさらりと身も心も「引く」だけである。 こんな風に感じている女性も結構多いのではないか・・・。 男は信用できない・・・。なんていう信念観念。 個人的な分析では @幼児期のトラウマ(後述する) A前記した性格(天性?) B青年期のトラウマ C女性の心理への認識不足 などによって生じた「女性不信」であるけれど、これによる心理的沈降は並大抵ではない。 常に不安なのだ。 結果、非倫理的・背徳的な行動が自然な状態で頻発。 無意識に自他の心を傷つけてしまうという厄介な性向には色恋沙汰のみならず、さまざまな場面、たとえば仕事はモチロン家庭や学校、遊興事の人間関係においても何となく結末として後味の悪さを味わうことが多い。 一体どうしたらこの不信を払拭できのるであろうか。 以前知り合ったRというとても正直で純心で献身的な女性が存命の頃には、それ(女性不信)が癒えていたけれども、その突然の死によって再びムクムクとこれが生じて今でも心をさいなみ、不安にさせ、多くの人間関係をブチ壊してしまうようだ。 何か良いアイデアがある筈で、多くの既読の書物に書いてあったと思うけれど、最近の鬱気分がそれ(読書)をさせず心がジメジメと沈滞している。 ありがとうございました M田朋久 |