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■ 太鼓腹 | 2015. 8.27 |
つい先月まで履いていた細身のズボンが入らなくなったので、試しに体重計に乗ったら何と82.6kg。 生涯初めての80kg越え。 気分も体調も良いし、他の人から「太った」と言われても別に気にはならなかったのに、お気に入りのパンツが入らないのはshock。 生涯初めての減量に挑戦してみた。 やり方は実に簡単。 「おかずだけ食べてご飯を食べない」 これを実行したところ2日で80kgまで戻し、メデタク件のズボンの前ボタンが留められた。 ・・・ところがドッコイ・・・こういう行動と結果には反作用と言うかリバウンドというものがどうしてもあるようで、油断してご飯(炭水化物)を食べたところ84kgになってしまった。 「痩せよう」と決めたら運動よりも食事。 毎日口に入れているものをキメ細かく管理していけば必ずできるモノと信じているので、それほどの危機感は無かったし、それ程「太ること」についての恐れもないので自らの太鼓腹をつまみながら人に見せたりしていて割りとノーテンキに構えている。 元々、食事についての執着も少ないし、空腹に耐えるのも苦ではないので、体重コントロールは結構楽である。 いつも「痩せすぎている」と不評だったので、今の体型の周囲の評判は悪くはない。 年配の男の痩せているのは何よりも貧相である。 今は健康ブームとやらで、健康=痩せていると勘違いされている方が多いが、標準体重に満たない人は悪性新生物(癌)にかかりやすいそうで、統計上は男女共ややポッチャリ型が長命であるそうだ。 体重が少し増えると歩き方も微妙に変わるようで、平坦な地面床面ではノシノシという感じで悪い感触ではないが階段はチト辛い。 カリスマ性というものにも声の大きさと体重は関係してくるそうで、それは大き目が有利とのことだ。 体重のことを目方と表現することもあるけれど、この字面も捉えようによってはとても面白い。 即ち計測された重さに対して呼称されるワケであるけれども、個人的には目方は見え方とも思えるし、多少重みがあった方が好印象に見える。 男性も女性も中年以上になると太鼓腹になるのは自然なホルモンの働きらしいので、所謂、腹筋の割れたマッチョな体型に対して特別な憧れはない・・・けれども大方の女性の意見では男性の腹筋の膨隆はどうも艶消しであるらしい。 60才を過ぎてお腹の周囲のぜい肉が出て来たのには少しく動揺したものの、それを敢えて鍛錬して取ろうとは思わない。 健康器具の通販、特にテレビショッピングで大量に売れているらしいが全く興味はない。 何よりも自然が一番。 男女共適当に腹が出ている方が、痩せて扁平なお腹よりもはるかにSEXYに思える・・・のは筆者だけであろうか。 それにしても最近のファッションはパンツ(ズボン)がローウエストになっているので多少の膨満でも何とか入るのは有難い。 また腹部の膨隆と肥満を混同しない方がよろしいかと考えている。 両者は全く別物と考えたい。 ありがとうございました M田朋久 |