コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

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■ マシュマロテスト2015. 6. 1

「環境を評価する方法」というのが「意識」の定義であるらしい。
そもそも言葉や物事、事柄の定義付けなど、どのようにもできるものなので、ひとつの仮説・見方として捉えておくぐらいの認識で良いと思うけれども、人間の場合「意識」という言葉は「悟り」の世界につながる概念で、人間だけが意識のレベルの中に時間の概念を持っているらしく、またそれに関連して霊や先祖、はたまた生命の起源、人類の未来、宇宙の誕生、宇宙の空間への概念などなど一言では表現できないくらい「意識」の広がりは果てしがない。
それこそ「悟り」の世界まで到達するのが人間の意識の究極の着地点かも知れない。
表題にあげた「マシュマロテスト」とは、その人物の人生で成功するか成功しないかを測定する手法としてかなり精度、的中率の高い試験らしく、具体的には4才〜6才の子供にマシュマロを与えるときに20分待ったらもう一個追加して与えますヨという問題を出した時に20分待てる子供が数10年後に成功者になる確率が高いそうである。
つまり待つ力というより時間の意識を持てるかというかというのがこのテストのミソらしく、物事の成果を得る為に努力とか忍耐とかだけでなく時間の概念を意識しておくことが成功の要諦と考えられる。

人間の金銭や知識、経験の貯蓄行動、株や土地、事業などへの投資や勉強や学校やセミナー、読書などの自己投資も含め全てが絶対的に一定の時間を必要とするもので、そもそも努力や忍耐や勉強、練習というモノが時間の中に含まれているものである。

確かに成功できない人、金運の無い人の特徴として頑固な性格とか人の話を素直に聴かないなどの性格特徴と同時にこの時間感覚の鈍さ・・・というより「待てない」人が多いようだ。
そのような人々すべからく衝動的・発作的で短兵急な傾向がある。

このマシュマロテスト的な日常の小さな行動選択はつもりつもってその人の人生を変えていく。
「チョット待てヨ」「イヤ待て待て」みたいな内語によって自分を制御していくことはとても有益なことであろうと思える。

生物の意識は進化論的に述べると、植物では環境の認識が気温と空気の動き、湿度、日照時間のレベルで、爬虫類で空間の認識レベル。
哺乳類は社会性のレベル、即ち集団行動とか外敵との関係性における自らの存在についての意識が出てくるらしい。
人間の場合、それらの意識と同時に先述した「意識」レベルであるが最低限時間の意識、空間の認識も霊的な意識も含め広く深く高い方が幸福感、幸福度、豊かさを得られるような気がする。

ありがとうございました
M田朋久



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