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■ 25年 | 2007. 6.22 |
開業医として仕事を始めて25年になる。 四半世紀。 先夜、開業当初からお付き合いしている先輩医師の先生と少し懐日を楽しんだ。 彼も60代だ。今でもよく可愛がっていただく。 呼び捨てされるのが、自然で心地よい。 豪放磊落に見えてとても優しく繊細なドクターだ。 25年というと結構凄い。 0才は25才に。25才は50才に。50才は75才に。75才は? 人生の流れの半分は見渡すことができる。 まだ通院されている方もおられるが、半数の方は亡くなっている。 こうすればこうなる。こう考えればこうなる。こういう生き方は結果が良い。 こういう生き方はマズマズだなあ。 中には大成功・大幸福な人生を生き、往生した人もいる。モチロン真逆もいる。 大体まとめて下記のように3つに分類してみた。 1.頑なな人々 社会に反感を持ち、怯えて生きる人。これが或る意味一番気の毒だ。 良いパターンの頑なさならまだしも、生涯同じ良くないパターンを繰り返し悲惨な結果を迎える。 2.普通の人々 普通という概念はとても難しい。基準が無いからだ。 概ねこんな感じの人々が中心。 頑なな部分と柔軟な部分とが半々か、やや頑なな部分が勝っている人々。 平々凡々。ある意味で幸福な人々かも知れない。 3.柔軟な人々 どんなことにでも好奇心を示し、人の話に素直に耳を傾け、時には実行し、失敗もするが 日々勇気を持ってチャレンジを続けている人々。 時に波乱万丈かも知れないが、愉快で楽しい人生を生きる人々。 分類の仕方が少し乱暴かも知れないが、他人の人生をとやかく言い立てるつもりはないけれど、 どのスタイルが自分にとって好ましいか、少しだけ参考にされて見られたらいかがかな? と思います。 ありがとうございました。 たくま癒やしの杜クリニック 浜田朋久 |