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■ 豊かな社会 | 2006. 5.15 |
○○○○カメラなる総合量販店に初めて行った。 百貨店とはまた一味違う空間ながら、電気製品を中心に本からブランド品、宝飾まで、衣料品以外何でもある。 百貨店=衣料品 量販店=電気製品、雑貨の感あり。 いずれにしても、モノ、モノ、モノの世界。 資本主義社会はモノがお金に恋をするそうだ。 お金があれば何でも買える。 買い物が好きな人々やモノが欲しい人々にとっては、お金はまるで恋人のようにとても魅力的な存在に見える… であろう。 だから、この社会では、みんなお金が大好きだ。 先進国といわれる国の中で、いま最も拝金主義的な国が日本らしい。 悲しいですネ。 外国のビジネスマンなどからも軽く揶揄されているとか… 恋人とか配偶者に求めているのも、やさしさとか知性とかロマンティックさとかよりも、やはりお金が一番とのこと。 ヤレヤレ… 明治維新の時の岩倉具視使節団は、西洋文化に接し、その貧富の差、その商業主義を揶揄し、町人国家と呼んで軽んじていたそうです。 そのような日本人の感性に対して、世界でもまだ認められていない頃に西洋の列強諸国から、その気品と清廉さに尊敬を集め得たそうです。 今や、その真逆。 ヤレヤレ… 今、「国家の品格」という本が売れている。 救いといえば救いです。 ありがとうございました。 濱田 朋久 拝 |