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| ■ 調子が良い | 2014. 3.31 |
最近、心身の調子が良い。 一番の変化はやはり食生活だ。 毎晩食べていたカップ麺（天ぷらソバ）を止めて、代わりに焼鳥屋で焼酎と魚と野菜と少しの焼き鳥を食するようになったところ、翌日から徐々に元気になり、今はバスケの練習にも行けるようになった。 ありがたいことだ。 患者さんには食事の大切さをクドクドシク説いているのにまさしく医者の不養生。 昼食は病院食（入院患者さんと同じ食事）を半分くらい食べていたけれど夜はいい加減そのもの。 元々食事に興味がなく、外出外食が嫌いなので自然にレトルトカレーとかカップ麺とか、飲み物も氷結（チューハイ）とかモヒート（マイアミバイスという映画でコリン・ファレルが飲んでいた）とかウォッカとかを適当に飲んでいたのを一挙に地元のオジサン達の定番的ディナーに変えたところ、思いのほか元気になって以前の心身の調子を取り戻したのには驚かされた。 きっかけは梶本修身という先生の書かれた「疲消」という本。 「うなぎより鳥が効く」という帯がついていて、鳥の胸肉にはイミダペプチドという物質が含まれていて疲れを消してくれるとのことだ。 試しに食べてみると何だか日中の疲れがとれたみたいだし、ついでにテンションも上がっていたく心地良い。 焼鳥屋の大将と女将さんと大笑しながら少しずつお湯割りの米焼酎を飲んでいるとあらゆる憂さを忘れて陶然とした心持ちになる。 とにかくシアワセな気分にひたれるので日中から夜の焼き鳥が楽しみになってしまって、今や６０才の普通のオジサンになって、とっても平和な精神も獲得している。 重ね重ね有難いことである。 今でも朝食抜きで３時から４時頃に昼食と夕食を合わせたような時間帯に病院食を食べて成人男性に必要と思われる亜鉛とかビタミン剤とかマカとか人参とか数種類のサプリメントを飲みソラナックスとかドグマチールとかの抗うつ、精神安定剤を常用していたけれども、朝寝・昼寝・夕寝・晩寝と大量の仮眠を必要としていた肉体と精神が焼き鳥と焼酎でこんなんに元気になるなんて・・・思いもしなかったあるネ。 ちなみに糖尿病の友人の話しであるが、芋焼酎や麦焼酎よりも米焼酎、それも純米焼酎の我が白岳が一番血糖値を上げないと述べていた。 母親の実家は米焼酎（球磨焼酎）の生産量日本一を誇る全国ブランドの造り酒屋であるが、そこの社長は従弟にあたり「砂糖は一切使っていない」という広告を地元新聞の一面全部を使って出したことがあるが、これはそのような噂が噴出していたことについて対抗手段である。 相当腹に据えかねたというのはよく理解できる。 １００種類以上のブレンドをしたこだわりの「純米」焼酎は従弟の社長にとっては我が子のようなものなのであろう。 多少身内びいきで恐縮であるがただの話しなので解釈はいかようにもされてください。 筆者の父はその焼酎を愛飲し、大量摂取し脳卒中で５０才にして夭逝の遠因とみなされていたので、息子の焼酎飲みをとても嫌がっていたけれど、息子も医学部に入ってことだし何だかご先祖様からもお許しを得たような気もするので、これを適度に飲することがこのような幸福感を生むとは想定してなかったので尚更「禁断の味わい」があり、美酒という感じがする。 気分が良くて元気になった・・・ということは健康にも良いのではないかと思える。 ついでに壮年性脱毛予防の薬、プロペシアでも阻止できなかった筆者の頭頂部のハゲが「柑気楼」という、これまた昔からある発毛促進剤を友人に勧められいただいたので冗談で朝一回軽く頭部につけていたら、２ヶ月から３ヶ月経った頃フサフサと髪が生えてきて今は人からあまり禿げ頭を指摘されなくなって、鏡で遠目に自らの頭部をチラッと見てみると何だか髪の毛がモッサリしている・・・ように見える。 年甲斐もなく嬉しいあるネ。 さらにコンビニに出入りしてレトルト食品やら缶詰やらを食べるより経済的でもあるし、部屋が汚れなくて良いし、テレビを観ながら飲食するという悪癖からも解放されて清々しい。 夜の外出も考えてみると、チョットした社会見学で勉強にもなる。 お医者さんの中にはやはり、どちらかというとエリートでオタクで引きこもり・・・でみたいな方もおられて、自分がどのような種類の人間か不明であるけれど、確実に言えることはグルメではなくギャンブラーでもなくゴルフ好きでもなく、ついでに所謂それほど女好きでもないのに巷、世間では認知されている・・・ということにも知って驚いたりもした。 いずれにしても或る本をキッカケに別世界に入ってそれを楽しみ、尚且つ素直に心身の調子が良いのはありがたいことである。 ありがとうございました 濵田朋久 | |
