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■ 戦争陰謀説 | 2013.12.23 |
12月8日は真珠湾攻撃、即ち太平洋戦争勃発の日である。 山本五十六連合艦隊司令長官率いる日本海軍がハワイ・オアフ島の真珠湾の米軍基地を急襲して見事「成功」させた歴史的事実として知られ、アメリカ人からすると所謂「リメンバー・パールハーバー」。 はじめての屈服と復讐を誓った日となっている。 このあたりは先の米国同時多発テロ事件・9.11と似たような流れになっていて何となくヤラセ臭い。 戦争はそれをビジネスにする人々にとってかなり儲かる国際関係状態で、第二次大戦は、ニューディール政策でも浮揚しなかった世界経済、事に米国経済を恐慌から好景気に一気に引き上げてくれた。 ちなみにルーズベルトの日本人いじめは念が入っていて、開戦前には今でいう対日経済制裁、具体的には石油輸出全面禁止と開戦時の日系移民の強制収容所送りなど強硬な人種差別主義者ではないかと疑う程である。 英独で戦っていたヨーロッパの戦争も英国のチャーチルの意図もありアメリカの参戦がどうしても必要だったようで、そのために日本を経済的に追い込んで真珠湾攻撃をさせて、もともと反戦気分アメリカ人をして厭戦気分をいっきに打ち払い未曾有の世界戦争へと突入させられた。いつの間に。あたかもそれが必然であったかのように、、、。米英の為政者同士でそれらの陰謀密約があったらしい証拠が、表向きの歴史のかげにかなり秘匿されていると聞いている。 戦争陰謀説というのは昔からあって、有名なところではヨーロッパ100年戦争。 戦争当事国イギリスとフランスの両方にお金を貸して大儲けしたのがあのロスチャイルド家、ドイツ語読みではロートシルトであった。 ここでは記述しないがイギリスとフランスの戦争は仕組まれたものじゃないかと思えるし、ここにドイツとかフランスとかスペインとかとにかく縁戚関係にある王族に戦争をさせて(これが出来レースという説もある)お金を儲けるというビジネスモデルは割と定型的ながら普遍的に受け継がれているようで、黒船以来開明期の日本での徳川幕府と薩長同盟軍の戦いもあの有名な勝海舟、西郷隆盛の「江戸城無血開城」で成らなかったものの不平武士のガス抜きとされている西南戦争少しく達成された。 つまり小さいながら内戦がおこった・・・ということである。 この時に英仏のビジネスマンのグラバーさんだとか特別な日本人、たとえば坂本龍馬などはこれらのビジネスマンの回し者であったという説もあるくらいだ。 東インド会社というアジア侵出の出先機関が武器輸出を中心とした良からぬ貿易を通じて戦争を引き起こしたフシがあってアヘン戦争、日清・日露戦争などなどいずれも少しずつ絡んでいるらしい。 そもそも人間はなぜ戦争をするのであろうか。 人間の否定的感情の究極的なものは怒りであるそうで、怒りの炎の消化作用、爆発現象としての戦争ならばそれはスポーツやゲームやギャンブルのようなものであろうけれど、一方で理性的に仕組まれたお金儲けの為の、市場としての戦争(戦場と呼ぶべきかもしれない)なのかも知れない。 今の日・中・韓の緊張状態も一生懸命、中・韓の政府とそれをあたかも中立であるように報道するマスコミも戦争への煽動が目的のように見える。 大韓民国の大統領、パク・クネさんの対日強硬発言が流れる度にテレビを切るのであるけれど、これはマスコミに毒されない為の逃避手段でも精神衛生上の技法でもある。 怒りの感情がカラダに良くないのと同じように、その結果戦争を望む脳に自然にさせられたコトであるからである。 ・国民の怒りの感情 ・お金儲け目的の策謀(理性) これらが背景としてあるならば、やはり現代の戦争は何らかの陰謀によって生じさせられると考えた方が自然に思える。 いかがであろうか。 ありがとうございました M田朋久 |