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■ 春らんまん | 2006. 4. 4 |
世界最大の小売業チェーンストアの「ウォルマート」の創業者、サムウォルトンの妻ヘレンは、1万人以上の街には住みたくないと言って、夫の共同経営に反対し、小さな町を中心とした家族的な小売業で夫を成功させた。 その正確なセンスは、やはり成功者のものだ。 1万人未満の町というと、かなり田舎だ。 ○○郡○○町のレベル。 山や川や田んぼや野原が無ければ殺風景この上ない。 …と思うのですが… 今の時期、野外での娯楽というと花見だ。 公園や学校に白い飾りのように散圧する桜の樹の下で赤い顔をしながら、弁当と酒。 お酒を飲まなければ、高速道路のPAは穴場だ。 多くの人が車で出入りするが、桜はほとんど無視。 余程忙しいのだろう。 人気(ヒトケ)はあるが、ほとんど無人の桜の樹の下に寝ころんで、ソフトドリンクとファーストフード、たこ焼き、ソフトクリーム等々。 青々とした空から、降ってくる桜の花びらは一瞬、天国とはこのような世界か、思わせるほどの陶酔感を味わせてくれる。 暖かな陽光、大地の草いきれ、遠くに響く車の走行音さえ心地よく感じられる。 都会の春はどんな感じなのだろう。 例の六本木ヒルズとか、高層高級マンション、オフィス、火事の時はどうするんだろう。 「タワーリングインフェルノ」 新幹線と同じく美しく透明で巨大な窓ガラスを、銃弾や大岩でさえ割れそうになく、当然開け放つこともできない(知らんけど) 一瞬パニックになるほどの密閉空間、高所。 もちろんベランダもあるのだろうけど、心配してしまう。 余計な心配ですね。 すみません。 ありがとうございました。 濱田 朋久 拝 |