コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

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■ 卒業式2006. 3.20

仰げば尊し 我が師の恩〜♪♪
なんて、今の卒業式には不似合いな歌ですネ。

学校の先生も、今は大変。 忙しくて真の意味での「先生」ができていないのではないか。

医者も「先生」ですから、同様かもしれません。 この頃は経営やらマネジメントやら医療改革やら診療報酬やらなんやら…で、ナカナカ「先生」だけしているわけにはいかなくなった(!?)感があります。

教育というのは、もっとも高価で貴重な人生の資源ですから、高いレベルの教育を受けた人は、それだけでも幸せだ。

医者とか弁護士とか教師とか会計士とか国家公務員上級資格者(俗に言うキャリア)等は、昔はエリートだったから真の意味のエリートとして社会に激しく貢献しなければならない義務がある。 国家から与えられた価値の高い資格の保持者として、国民国家社会に身を捧げ、尽くさなければならない云々。

な〜んて〜 
いう卒業式のスピーチ、最近聞いたことが無い。 今は「学校」もまさに「エゴイスト製造所」になったような気がする。
チト言い過ぎかな〜 (反省…m(__)m)

人生に卒業はあり得ない。
真の意味では、それは「死」だ。
だから「卒業式」とは、どちらかというと「出発式」。 次のステップへの旅立ちの日。 古い仲間からの離陸。 新しい出会いへの挑戦。
それは、どちらかというと解放ではなく、身の引き締まるような緊張感あふれる発射、出航、出撃なのだ!

そして「開花」「発芽」なのだ! …と今は思います。

お父さん、お母さん、ありがとうございました。
先生ありがとうございました。
今、心から思います。 53歳。

ありがとうございました。



濱田 朋久 拝


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