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■ 恋愛映画 | 2013. 1.30 |
結構好んで観る映画のジャンルだ。 たとえ戦争映画で女性が一人も出てなくても、恋人や家族の写真だけとかでも見られるような、少しは恋愛の要素が無いと面白く感じられない。 多分、恋とか愛とか女性とかが大好きなのであろう。 好きな映画には「好みの女性」という必須の条件がどうもあるようである。 ところで映画で、劇場では「今日、恋を始めます」レンタルでは韓国映画「ただ君だけ」を観た。 両作品ともnot badまあまあであった。 中古品でもDVDで出回ったら必ず手に入れようと考えている。 「今日、恋・・・」は今や大人気の若手男女優、松坂桃李と武井咲の共演。 ストーリーは昔で言う「学園モノ」。 子供の恋愛を描いてあるが、昭和女とサド男でイケメン、モテモテ少年のどちらかというと純愛物語。 真剣に観ていると結構マジメな内容になっている。 原作は女子向けコミック。 大ヒット作らしい。 例のデカ目パッチリの女子と、ロン毛流し目の痩せ男と、いかにも今時の女子向けになっていて多少抵抗を感じるが「昭和女」役の武井咲の素朴な行動態度ふるまい、表情が好もしい。 松坂の頭の良さ、男らしさ、生い立ちの陰影も平凡ながらよく描いてあって、恐らくスマッシュヒットくらいにはなったのであろうか。 一方「ただ君だけ」は少しく暗い背景と物語であるものの、ヒロインのハン・ヒョジの素な美しさとファッションは必見である。 とても綺麗な色づかい、光の具合が監督のセンスの良さを感じるし「今日、恋・・・」よりも画像の芸術性、絵画的な美しさが目立つ。 何しろ「今日、恋・・・」はすべてがマンガチックだ。 (油断していると我がコラムも映画評ばかりになってしまうなあ。 トホホ。) ついでに映画は一人で観る方が気楽で集中できて面白い。 連れの人はどんな風に思っているのだろうかとか、面白いんだろうか、泣いているんだろうか・・・とか気になってしょうが無いのだ。 バイクとクルマと映画とパスタと、そんな特別な夜が少なくとも一週間に一晩は欲しいものだ。 シネコンとかレイトショーとかレンタルビデオ屋さんとか本当に有難い存在。 ただ無いなら無いで読書に励むので本当のところどちらが良いかワカラナイ。 少年とか青年とかの恋愛物語を映画で観ていると、何故か生きる勇気が湧いてくるから不思議である。 60代、70代になっても、ハーレクインとかの漫画のような恋愛小説本を数百冊も所有、読破していた母親の遺伝子かも知れない。 ありがとうございました M田朋久 |