コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

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■ コップの理論2012. 7.13

「心の使い方」について人に語る時に、この表題の表現をすることが時々ある。

心というのをコップに例えて、コップというのは毎日、毎回使用するたびに洗わないと使えない。
つまり、中身をいったん捨ててしまわなければならない。

心も中に色々なモノ、特に腐って汚い、汚濁した水などで満たしていたらそれこそコップとしての働きをなさない。
つまり、使い物にならない。

コップも心もそれを上手に使うには、心を空にする、洗う、ついでに美しく磨くという作業を要する。
しかるのちにおいしい水やおいしいお酒を入れて、優雅に楽しんで飲み干せば良いのだ。
人生の色々な楽しみ事や喜び事を心(コップ)いっぱいに満たして、しみじみと飲む喜び・・・。
これを心おきなく味わうために、
空にする
洗う
磨く
という作業。
実に簡単ですネ。
人間のする色々な考え事の多く、殆んど90%以上が無駄なことらしいので、有益なこと、有意義なことも一緒に、いっぺん全部捨ててしまったらさぞ気持ち良かろう。

ついでに心の洗い方であるが、ひとつには「祈り」だ。
お仏壇や、お墓や、由緒正しき地天の神社などにお参りするのも良い。
人に「ありがとう」とか「愛しているヨ」とか「ごめんなさい」とかの善なる言葉を伝えるも良し。

磨き方はさらに簡単だ。
トイレ掃除とか、床とか台所とか、公共の道路を掃除する。
所謂、下座業というものだが、そんな大仰な行動が嫌なら、せめて少しの浄財を寄付寄進するとか・・・色々な世の中の為に何かしら役に立つ、小さな善行、小さな親切を実行することで心が磨かれてかなりスッキリする筈だ。
わざわざ滝に打たれたり、何時間も座禅したりしなくても良いのだ・・・と思える。
心を上手に磨いて、自分の為に、世の中の為にウマく使って行けばひょっとして軽やかで愉快な人生が送れるかも知れない。

最低限、今心の中にあるヘドロのようなゴチャゴチャしたネガティブな考え事は一気に捨ててしまいましょう。
ピカピカに磨かれて、光を透しキラキラと輝くガラスのコップを眺めながら・・・思いついたことを書きつづってみた。

ありがとうございました
M田朋久


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