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■ 言葉 | 2006. 1.23 |
先のコラム(志)でご提示させていただいた「理念」というのは、本当にありがたい。 厄介な治療で難渋する患者さん。 時々苦しくて、投げ出したくなるときあり。 患者さんに手抜きしそうなときあり。 医者も人間。 忍耐と粘りが信条であるこの仕事も、この「理念」がしばしば助けてくれる。 とても尊敬する人に、田舞徳太郎という経営者がいる。 「理念経営」というのを提唱しておられる。 京セラの会長(今は相談役か?)稲盛和夫氏も理念の重要性を訴えておられる。 必要があり、経営者セミナーやビジネスセミナーに多く参加する。 とても勉強になる。 経営というと、商売人の世界、ゼニカネの世界、という感じもするが、それはチョット違う。 そんな生易しいものではない。 奥深さあり。 心理学、心療内科の仕事にも十分活かせる内容多く、感動すること多々あり。 例えば、自分自身の大切さと共に家族の大切さ、仕事・職場の大切さ、自らの命、人生の重さ、社会・国家との関係について等々、非常に多くのことを学ばせられる。 医療という特殊な世界も、外から見るとやたらに重く、尊い。 責任と共に深い仕事の喜びが秘められている。 ありがとうございました。 濱田 朋久 拝 |