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■ 人生色々 | 2011. 7.28 |
ベストカラー理論というのがあって、この世界にはすべての人間に似合う色があり、それは青を中心とした水々しい色だそうである。 ごくおおまかに述べると、地球は青い水の惑星で、すべての色は水っぽいブルーがベースになっている。 それらは黒人・白人・黄色人種を問わず似合う色というのが、鮮やかなブルーで、他の赤・青・黄を中心としたさまざまの色の種についても透明で冷たい色合いのモノがベストらしい。 所謂、暖色系の色、即ち黄色とか、こと人間の身に着けるモノに限れば赤とかオレンジであっても、やや透明感のある青っぽい冷たい感じの色調を帯びたものが良いとされている。 であるので、例えば黄色であれば透明なレモンイエローがベストで、他はアウトであるようだ。 最悪は茶系で、とにかく黄色味がかかった濁った色は着ている人を美しく見せないそうである。 となるとベージュとか薄茶などは最悪と思えるが、現在公開中のアンダルシア女神の報復という映画でも、主人公の織田裕二扮する黒木康作外交官が着ていたベージュのコートは彼をしてその美貌をかなりディスカウントしていたように思える。 ついでに同じ茶系のチェックのマフラーなどさらにそれらを確実なものにして、かの人の表情や顔立ちを曇らせ、顔色を無くし、大袈裟に言えば醜くさせていた・・・。 前作「アマルフィー」では、それこそベストカラーである青々とした水色のマフラーに黒いコートを着て、いかにもイケメン俳優然としていたのと対比するといかにも残念である。 もともと織田裕二さんは五黄土星という星なので、このような黄土色がお好きである筈で、ご自身で選ばれたのならいざ知らず、マネージャーや監督、メイクスタッフの提案であればハッキリ言ってハズしたと言える。 他にも二黒土星、八白土星の人々はこの土気色がお好みで、ベージュや茶系を好む傾向があり、あおのルイ・ヴィトンの茶色もこれらの星の人々にとってはお好みの色であられるようであるが、先述したベストカラー理論に従えば、あまりお勧めできる色ではない。 先の有名ブランドのバッグや財布については他に六白金星の人が好む傾向にあるが、これは単なるブランド志向にちがいない。 そもそも茶系というのはケチな人が着る色で、金融業者とか吝嗇家の人々の衣装の中心で気の効いた映画監督だと質屋さんとか金融業のスーツを茶系にしてそれらしく見せている。 西欧諸国ではビジネススーツの茶はタブーであるそうだ。 貧乏色というのは灰色だそうだ。 これは着ている人のエネルギーを吸い取ってしまうらしく、例えば公営ギャンブルの競輪場・競艇場・競馬場の一般観衆やパチンコ店に多く見られるクルマや人の衣類の特徴でもある。 群衆として見た場合、灰茶色という誠にみすぼらしい色となってしまうが、最近の若い人にこの傾向の色を着ている人を多く見かけるのが気になる。 若い人の貧困が問題になっているが、そのことを如実に反映しているのもかも知れない。 癒やしの色は緑と思われがちであるが、緑色は人の心を多少混乱させるそうで、最も人を癒やすのは青紫だそうである。 若返りの色はピンク色だ。 これはもう有名である。 昔、流行ったピンク呼吸なる手法は本当に若返らせる力があるようだ。 ある白人の女優さんの実践前後の写真を見せられた時、その若返りの程度に驚嘆したものであるが、若くなりたいと目ざす人なら朝昼晩、瞑想や就寝時にこのピンク呼吸を行うと良いかも知れない。 なにしろ一銭もかからないし、騙されて実践しても何も失うものは無いのであるから一度試されたらいかがであろうか。 色は光そのものの投影である。 最大のカラーセラピーは日光浴であるそうだが、今は紫外線の老化作用、皮膚癌発生の症状が知られていたが、日本人の場合、紫外線による発癌性はあまり気にしなくて良いレベルだそうである。 この傾向は白人のものであるけれど、老化促進作用はあるので女性の場合、控えられた方が良い。 長時間の日光浴や野外での遊び、作業時は日焼け止めの処置が必要である。 いずれも光と色には何らかの治療効果、エネルギー交換の作用があるようである。 治療中のうつ病の人々に、パソコンの画面でどれがお好きですかと問うと、不思議なことに「星空」という人が多い。 星空の次は夜景であるが、無意識に光の粒子が癒やしの効果を求めておられるのであろうか。 筆者の好む草原とか海辺とか花畑とか川面とかを好む人は少ない。 最低でも知っておきたい知識をまとめると、 心身の浄化には白。 活性化には金。 リラックスには銀。 若返りにはピンク。 ヤル気・元気にはオレンジ。 脳の活性化には黄色(レモンイエロー)。 うつには緑(混乱するという説あり)。 夢実現にはターコイズブルー(トルコ石の青)。 癒やしには青紫。 NG色は黒・灰・茶の3色。 黒は老化を促進させることもあるらしい。 灰色はエネルギー喪失。 茶色は心身の便秘、ストレスの蓄積。 これは金銭の蓄積とストレスの蓄積というところが同じ色というのが面白い。 また黒色はぜいたくな色なので、ゴージャスさを演出する時には金と組み合わせると良いらしいが、散財してしまうことがあるらしい。 白は素直で純潔を表すが、純白だと威圧的で壁の色にすると気が狂うそうである。 やはり色々ありますネ。 自分の精神状態と色は密接に関係があるようで、何度も繰り返すがお金に困っている人は灰色を着ている人が多いので、何としてもこの色を避けたい。 ただし、男性のスーツなどは灰色がベースになるので、ネクタイは必ず着けてそれをベストカラーにするか、エネルギーを高める色にすると良いようだ。 ありがとうございました M田朋久 |