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■ ヌードの夏 | 2011. 6.24 |
今夏は震災の影響で、節電プラス猛暑と厳しい季節が到来するらしい。 個人的には去年うまくいった「裸作戦」で究極クールビズと決め込んでいる。 夜はクーラーをつけず、主に扇風機のみ。 このクラシックな冷房装置と着衣をできるだけ減らす。 つまり裸でいることで涼を取ろうという魂胆である。 夏の家。 フローリングに畳風のカーペットを敷いて、パンツ一枚で過ごすというのもナカナカノスタルジックでよろしい。 時々うちわか扇子で顔や体をあおぎながら寝そべって本を読んだり、ラジオで音楽を聞いたりモノを書いたりと昭和30年っぽくてますます雰囲気がよろしい。 銀行なんかも思い切ってクーラーなし。 女子行員はショートパンツにタンクトップ。 男性行員は短パンにアロハシャツとかにすれば繁盛するかも知れない。 昔風に巨大な扇風機を天井にブラ下げて、ゆっくりと優雅にまわしてやれば、レトロ調の世界が現出してエロチックでもあるし、ハンカチかなんかで顔を拭きながら書類仕事やらすれば、自然に初心に戻って戦中戦後の耐貧生活に思いを致し、さらにはお父さん、お母さん、お祖父ちゃん、お祖母ちゃん達のご苦労も分かり、身を以って体験できるのではないか・・・と目論んでいる。 何よりもクーラーなんぞより何やら健康に良さそうであるし、エコっぽくもある。 何だか原始人になったみたいで、本来の野生もよみがえりそうである。 「飢えと寒さ」はアンチエイジングにも良いそうで、空腹に耐え裸でいればそれらを両得するとも考えられる。 仕事以外、外出以外はすべて裸。 モチロン冬は逆である。 昨年の冬の間の暖房は小さな電気ストーブのみで、主に着衣を増やすことで乗り切った。 物凄く怠惰でモノグサな性格なので炬燵などを部屋にあつらえたなら夕方よりズ〜っと寝て何もしなさそうであるし、そもそも場所を取るので部屋が狭くなる。 オレンジ色に妖しく光る電気ストーブと、これまた小さな読書灯のそばに立て膝で座り込み、ボールペンか鉛筆を持って積み上げた本や雑誌を読みふける。 夏はヌード、冬はダウンジャケット。 これで凄くエコ・・・と勝手に得心している。 今は梅雨。 日本の雨季もしっかりと夏は熱帯アジアそのもの。 夜気は適度な湿り気を帯び、涼やかに窓から灰黒色の天空を背景に流れ込んでくる。 その心地良いモイスティーな、お肌に良さそうな空気を全身で浴びて、微風にした扇風機とで蛙の声の合唱も懐旧をそそる田舎暮らしの幸福ここに極まれる。 ついでにアダルトビデオの女性教師編。 男子生徒達に全裸にされて思い切り蹂躙されるキワモノ。 これを一人で鑑賞していると女性のモデルさんも案外「裸のヨロコビ」を感じておられるのかも・・・なんて思ってしまう。 入浴やSEX以外にも子供のように裸になって、自然回帰なんていうのも一つの健康法かも知れない。 ありがとうございました M田朋久 |