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■ 冬のファッションについて | 2011. 1.14 |
冬の衣裳の代表格はコート外套であるが、次はセーターではなかろうか。 今日はいつものようにとても疲れていて、くだらない話を書きまくりますが少しだけお付き合い下さいませ。 セーターを着るのは好きではないが、「はおる」のは好きである。 気に入ったセーターは冬の間中手離せない。 この毛糸の編み物ははおったり、首に巻きつけたりするとただのマフラーよりはるかに心地良い。 首だけでなく背中も暖めてくれ、ついでにイザとなったらシャツの下に着て強力な暖房下着にもなる。 モコモコの厚手のセーターではなく、薄い、できればカシミヤ地が良いのであろうけれど、本当のところ何でも良い。 ウールだろうと化繊だろうと・・・。 筆者の場合、こっそりスーツの下にも、白衣の下にもこれを「はおって」いる。 時には寝るときもはおる。 子供のセーター姿はとても可愛い。 どんな柄でも良く似合う。 おじさんのセーターはジジくさい。 カーデガンはもっとジジくさい。 ウールのベストは用務員のおじさんみたいだ。 つまり筆者の感覚では「編み物」を着るということに物凄い抵抗を感じるので、セーターを「着る」ことは滅多にない。 薄手のVネックか丸首のセーターを素肌に着て、首筋を晒すのがセクシーで女性にはとても受けるらしいが、これは逆に「ゲイ」っぽくて個人的にはノーサンキューである。 何か首すじが淋しいのには夏でも抵抗がある。 何故か良く分らない。 とにかく冬には色々と重ねて着るのが好きであるけれど、女性の評判は今ひとつである。 そういう評価にもめげず、着心地優先で一生懸命セーターをはおり、コートやジャケットやシャツを重ねて着まわすのが冬のオシャレのヨロコビである。 そして冬こそサングラスである。 薄い色のサングラスを昼も夜もかける。 まさにアイウェア。 今は元祖コリアンスター、ヨン様のお蔭でメガネ男もメガネ女もキッチリと美貌の人として認定されるようになった。 その上、メガネ好きの男女は多い。 サングラスはヤクザやチンピラ男の必需品であったが、今や女性も夏にはカッコヨクかけて凄く似合っている人も多い。 意外な女優さんとしては、オードリー・ヘップバーンが大きい黒いサングラスをかけて登場するシーンが多い。 サングラス芸能人は歌手に多い。 松山千春、浜田省吾、因幡晃、エルトン・ジョン(チョット古いですネ)、最近ではコブクロ。 外国人も数えるとキリがないくらい多い。 俳優の原田芳雄はサングラスほど有難いモノは無いと言っていた。 多分、自分の視線、他人との視線を合わせるのが苦手な、とてもシャイな性格かただの自己中心主義者か分らない。 夏の海辺の、例えば海水浴場などでサングラスをかけていると、若い女性の水着などをジッと見つめて観賞できるのでとんでもなく有難いツールだ。 映画監督の世界のクロサワもサングラスはかけっぱなしだった。 実は筆者の父親もサングラス好きで、年中薄い色の入った眼鏡をしていて「これは酔い隠し」だと言い訳していた。 そういうのが流行だったのであろう。 先述した黒澤明監督の名作「天国と地獄」では、殺人犯で医者役の山崎努のサングラス姿がとても印象的で、この黒メガネには結構なチカラの入れようだったそうである。 そうしてブーツである。 女性のブーツ姿は個人的にはあまり好きではない。 とても暖かいそうであるが、何せ「女性の足」を見たいクチなので、スッポリ隠してしまう長靴はどんなファッションセンスが良くエレガントで素敵でも好きではない。 男のブーツは、これは割りに好きである。 最高は軍靴である。 映画に出てくるドイツの軍人のブーツ姿はキマッている。 チョット怖いけれど・・・。 最も好きなのはスティーブ・マックィーンがしょっちゅう履いていたデザートブーツとうものである。 これはダークブラウンに限るが、今でもチャンと売ってあって、これは冬物のスーツにも合うけれど今は履いている人は少ない。 冬のおしゃれの最後はクルマである。 田舎も都会も今は軽自動車やハイブリッドカー、レジャービーグル、ワンボックスとカッコウを気にするクルマが減ってきたけれども、スポーティーなセダンとか二人乗りのスポーツカーはファッションとして優れていると思えるが、この感覚は今はもう昔のもので、いささか懐古趣味的なのかも知れない。 クルマそのものが殆ど道具化して、ファッションで選ぶ人が少なくなったように思える。 何だか淋しいあるネ。 今日はどうでも良い話でした。 オソマツ。 ありがとうございました 濱田朋久 |