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■ 朝寝・昼寝・夕寝・晩寝 | 2010.11.22 |
筆者の生活の中心は仕事であるので、それ以外は主に休憩休養に当てられる。 別に真面目臭くそのように表現しているワケではなく仕事そのものが遊びであり、趣味であり、晴れ舞台であるので必然的にその他の時間は主に「寝る」という行為で埋め尽くされる。 もともと飲食や賭け事に興味が無いので、只もう寝るしか能が無いのである。 トホホ。 或る意味情けない。 他、バスケットボールは体力的に限界を感じ引退を余儀なくされて、後はオートバイくらい。 映画鑑賞も最近の作品に目立って興味を惹かれるものもなく、ただひたすら寝るかバイクか「夜の夜」であるか、最近は有難いことに仕事が忙しく暇さえあれば休憩室で横になって寝ているか眠っている。 寝る時のコツはとにかく心地良いことをイメージすること、枕をしないこと、息を長く吐くこと、全身のチカラを抜くことに集中する。 モチロン嫌なこと、辛いことも思い浮かんでしまうが、そのことに抵抗しないでそれも楽しむようにしている。 何も無いよりいいじゃないかみたいな感覚である。 人生退屈とか虚無ほど辛いモノは無いらしい。 だからあらゆる事柄を貪欲に楽しむという強い決意と覚悟でもって生きているワケでもあるけれど、いかんせん寄る年波には勝てず深夜にバイクやクルマで街に出かけるエネルギーも無く、何となくタクシーで夜の店というパターンが多くなって、これはもう明らかな堕落であると自分では自覚している。 ただ座って酒を飲むなんてバカみたい、余程阿保ヅラしているのではないかと心配しているけれど普通の男の普通の夜の過ごし方のひとつのパターンであるのであきらめてそうしているけれど、決して自らの強い意志でそういう行動をしているワケではなく、ただの惰性であるしひとつの悪い習慣でもある。 目の覚めるような美人とかあり余る性的エネルギーでもあればそんなつまらないことに貴重なエネルギーや時間をついやすことも無く、読書をしたり深夜の国道や山路をクルマやバイクで飛ばしてスリルと緊張を楽しむのであろうけれど、油断していると表題にかかげたように朝寝と昼寝と夕寝と晩寝と何だか一日中仕事以外は寝ているという日常を送っている次第である。 何もヤル気が起きないし、カラダがダルイのもあるけれどそれ程面倒なモノや対象が無いというのもその原因である。 頭の中は殆んど90%以上女性のことで占められているが、かと言ってそれらのいかがわしく卑猥な欲望に応じてくれる女性もおらず、嫌に現実的でお金や愛は貪欲な巷にあふれているようで、筆者の望むロマンチックで優しくあらゆるエロチックな要求に応えてくれる夢のような女性も存在もやたらに非現実で、これはもう寝たから妄想を楽しむしかないし、現実には考えなければならない。 あわよくば遊んで過ごしたい諸々の問題も数多くあったりしてひたすら惰眠をむさぼるべく朝も昼も夜も晩もひたすら寝ているという始末である。 中でも朝寝が最も気持ち良く、できるだけ集中して快楽を導き出すイメージを呼び覚まし、ウトウトとトロケルようなうたた寝を楽しみ、昼寝は主に性的なことをイメージし、夕方は純粋に疲れを癒やす為だけに仮眠をしているので目覚めは一番良くない。 夜は睡眠薬とアルコールとお気に入りの映画か読書が催眠剤となっていてこれは心地良いというよりいかに仕事の為に眠る・・・という目的を達成する為だけである。 必然的に筆者のしないことも多く、夜の宴会とテレビとどうでも良いような付き合いや映画や本は無意識的に避けて、注意深くその時間の配分は意識しているが、現実的には人の強力な誘惑には抗しきれず何となく応じてしまっているが、それでもこの朝寝と昼寝と夕寝と晩寝を凌駕するほど魅力のある事柄や女性や趣味人物というものは極めて少なく、一日のウチの殆んどをこの仮眠に当てている・・・のが現状である。 時々、これで良いのかなぁ、眠り呆けでもなるんじゃないかと心配になることもある。 いつかまたあの若々しくも熱にうかされたような活力、エネルギーが戻ってくるか仕事から解放されることを夢見て・・・。 ありがとうございました 濱田朋久 |