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■ 残暑お見舞い | 2005. 8.16 |
お盆が過ぎて、厳しい暑さの中にも、木々の緑にも一層深みが増し、蝉の声にもかすかなに弱まり、夏の翳りを感じます。 高校野球のテレビ放送 蝉の声 慣れ親しんだ耳鳴りのように、夏の日中に、響きわたる、夏の音。 一瞬で少年時代に、ノスタルジックバック。 自分自身の心の中では、オアシスとなりうる少年時代の思い出。そして 線香の匂い 花火 精霊流し 25歳で死んだ父。少年時代の終わり。 50歳で死んだ母。子供の時代の終わり。 夏は何故か、やはり、「ノスタルジー」と「決別」の混在する、「熱く」て「寂しい」季節。どこか物悲しい晩夏。 さだまさしの「精霊流し」を聞くと、必ず目がうるうるしてしまう。 多くの、愛する人を失くされた方には癒しの曲歌?。 死んだ両親は、死んで逆に自分自身と心理的に近くなった。毎日心のうちで会話する。 相談すると返ってくる答えはいつも、「好きなように生きなさい、自分の人生だから」。ただの妄想かな? 濱田 朋久 拝 ありがとうございました。 |