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■ 不登校(3) | 2005. 5.16 |
いきなり初夏。暑い日です。 この表題が面白くてまた書きます。 今、問題になっている、中学校、高校生のそれではなく、「大学」のそれ。昔は大学もおおらかで、殆ど私の行っていた大学では、出席もとられず、もしくは、いわゆる「代返」もやり放題。思うままに「不登校」(昔はそんな言葉すらなかった・・・恐らく学生が多くて来たくないやつは来るな・・・みたいな環境ではなかったのか・・・詳細不明です。 殆ど「ひきこもり状態」で、当時の写真を見ると、青白い顔、痩せこけた体、ぼさぼさの髪、まるで病人。 家(アパート)で何をしてたかというと、何かしら怪しげな雑誌や本を読んだり、よからぬ妄想に耽ったりして過ごし、その上完全な「昼夜逆転」で、殆ど飯も食わず、端から見るとまるで病人ならぬ「幽霊」のようだった・・のでしょうか? ただ幸運だったのは、「医者にならねば」という圧力。オヤジもアル中でどうなるかわからないし、私立大学で金もかかってるし・・・このプレッシャーが「身を助けて」くれた・・・ような気がします。とりあえず目標があると良い・・・と・・・ものの本にも書いてあるし。 また当時は、さまざまな身体症も出て、今思えば、「過敏性腸症候群」「咽喉等神経症」「がんノイローゼ」「神経性食思不振症(摂食障害)」「不眠」「慢性便秘」「心因性インポ」・・・キリがない。 さまざまな自分の大学の病院を含め、医療機関をまわっていましたね。 この経験は、今非常に役立っている。 何せ、患者さんの気持ちに、少しなれる。 つづく・・・ 濱田朋久 拝 |