[戻る] |
■ 不登校(1) | 2005. 4.26 |
最近増えているそうです。 学校がなければ、不登校もなくなる。学校は必要悪だ、なんて書いてある成書もあって、少しびっくり。学校は社会の必要悪!? 世界の最貧国は、タンザニア、マラウイ、エチオピアなど中部アフリカの赤道直下国。アジアではネパール。これらの国には学校がない。若しくは極端に少ない。子供たちは学校にいきたくても行けない。 世界には、貧しい国と豊かな国があって、それらの国の明らかな差異は、殆ど教育水準にある。つまり豊かな国は教育水準が高く、そうでない国々は低い。 今日本の教育水準が下がってきているそうだ。さらに不登校児も増えている。 日本国憲法には、国民の3大義務は、「納税」「勤労」「教育」とうたってある。社会にとってもそこで生きる個人にとっても、教育は極めて重要と思える。義務教育がなくなり、字を読めない書けない、簡単な計算が出来ない、日本人としての文化や伝統や礼節などの無くなった国民が大半を占めるようになったら日本という国は、その本質である日本人は一体どうなるのであろう。 教育をキチンと受けていない個人はやはり、相対的の気の毒に見える。 「学校」「教育」社会全体で考えていきたい大切なテーマだとおもうのですが・・・。今「経済」ばかりが話題。お金の話が中心。 経済というのは、「経世済民」が語源と聞いている。「世を経(なが)らえ、民を済(たす)ける」 数年前に「ゆとり教育」と称して、教育内容3割削減と打ち出されたとき、行政は何を考えているのだろう。強い危機感を持ったものです。 皆さんはいかがお考えでしょう。 「人生は強勉にあり」・・・中国のことわざです。人生は勉強した分しか成功しない。どんな分野であれ。 濱田朋久 拝 |