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■ 愛情と相性(あやしい医者のあやしい占い) | 2008. 7.30 |
相性が悪いというのと愛情の有無は無関係である。 全く関係が無いとは言い切れないが、基本的には関係ないと言える。 親子の愛情問題に限れば、相性が悪い方が逆に濃密な情愛を感じさせる関係性を持っておられる家族も多い。 ただし、恋人とか夫婦とかになると、この相性の問題は愛情と同じくらいその関係性に深刻な影を落とす。 中には全然理解し合えないカップルなどもおられて、そのコミュニケーションの中身を聞かされると深い同情を禁じえないことも多い。 最近の若者の場合、その恋愛関係を聞いてみると、相性の良いカップルが多く何となく見ていてイージーゴーイングな感じは否めないが、無理なく自然でむかしのカップルのように強引さとか愚かしいほどの恋着などが無くなって、どちらかというと気楽そうだ。 相性の良いカップルだとくっつくのもスムーズだが、離れるのもスムーズだ。 離婚するカップルというと相性の悪いケースが多いように思われる方も多いであろうが、意外なことに相性の良いカップルも離婚が多い。 恐らく離婚の話しもスムーズなのだ。 後腐れも無いことが多い。 意外にも「引きずる」カップルというのは、相性の悪い組み合わせが多い。 理解し合えないので、歪んだ幻想を相手に抱きやすく、期待していけない期待をして「裏切られた」などという結末を招来することが多い。 強引で打算的婚姻関などに無理な相性というのが結構多いので当人同士には悪いがとても興味深い。 まず五黄土星の愛情と相性であるが、五黄の人は意外にも裏切りは少ない。 やや打算的で怜悧に見える五黄の人も心は暖かく情の濃い方も多い。 五黄の男性をよく働き者にしてくれるのが、意外にも相性の悪い三碧の女性だ。 流石の五黄土星も三碧木星の女性には弱い。 何故か尻にしかれてしまう。 けれども全体としては性を合わないということになっているが、端から見るとそれ程悪くない。 油断するとすぐに怠惰なる五黄土星の男性も三碧の女性だと勤勉にさせる場合がある。 カタチとしてみれば「アゲマン」と呼べるかも知れない。 しかし、このカップルは愛情は残念ながら薄い少々打算的なカップルである。 従来の占い本では、五黄土星と相性の悪いとされる六白金星、七赤金星の人であるが、これらの組み合わせは、六白金星、七赤金星の人々にとっては最悪となる可能性がある。 相性も良く愛情もあるが、健康と経済に大いなる影響がある。 特に五黄土星の女性をめとった六白金星の人は健康上の問題の生じる可能性がある。 ただし、愛情はいっぱい受ける。 七赤金星の人の男性も理論上は強引で愛情深く、親分肌になるが最終的には情にほだされてあまり良くない結末に至ることがある。 少なからず注意のいる組み合わせである。 五黄土星の人は概して愛情が濃い上に相性も良いので、特に二黒土星、八白土星の人々を魅きつけるが、経済的・健康上は、特に八白土星の男性の場合、本来強い筈の八白がやや虚弱で女々しい存在になることがある。 結論的には五黄土星の人にとって相性も悪く、愛情も薄い三碧木星・四緑木星そして一白水星などのほうが結果的に、総体的に良かったりする。 このあたりがこれまでの占いの本の相性の捉え方と少し異なる点だ。 五黄土星の男性と最も相性も良く愛情も深く、ベストカップルと言うとやはり九紫火星の女性だ。 相思相愛で性も合い、健康上も殆ど問題はない。 ただし、経済上の困難は存在し得る。 ありがとうございました たくま癒やしの杜クリニック 濱田朋久 |