コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

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■ 民族紛争について2008. 6.15

これについては、純粋な普通の日本人には理解できない。
何故なら被支配民族になったことが無いからである。
鎌倉時代には元寇と言ってモンゴル民族が九州に攻めて来たが、神風が吹いて(ホントかしら)幸いにも異民族の支配を受けたことは日本人は無い。
太平洋戦争で、敗戦した時には、アメリカのGHQ(General Headquaters)の統治を受けたが、被支配民族にアメリカ人がしたということもなく、日本人もそれにされたという人はいない。
被支配とか虐待を受けたのは、シベリアに抑留された日本人くらいであろう。

異なる民族に支配されるというのはどんな気分であろうか?
一度でも他国に支配されたことのある民族は世界中にゴマンといる。
差別され不当に扱われ蔑まれ、見下され、時には女性を犯され虐待され、不当に徴用され監禁されるというのは、激しい憎悪と怒りを生み出す筈である。
特に異民族の同胞の女性を遊ばれ孕まされ、捨てられるというような侮蔑的な行為を受けた民族の男性達の憎しみは尋常ではなかろうと思う。
或る意味では、爆弾を落とされる方が精神的にはかなりマシなのかも知れない。
どうも目に見えない敵に天空から落とされる爆発物というのは、何かしら天罰とか天啓を思わせて情緒的にはあまり怨み憎しみは残らないのではあるまいか。
私達日本人が、諸外国で最も軽蔑されているのがこの異民族の女性に対する対応であるらしい。
終戦前の韓国・中国など、特に韓国など従軍慰安婦の問題もあり、もしこれが逆の立場、つまり支配している韓国の軍人に日本人を軍人に徴用されたらどんな気分であろうか。
さすがの大人しい日本人も、その悪感情は尋常ではなかろうと想像される。

現在も韓国のミサイルは日本に照準を合わせているそうである。
決して同胞の北朝鮮に向けられているワケではない。

フィリピンやタイでも一部の日本人の悪行はつづいているらしい。
フィリピン行きの飛行機の日本人男性の風体や趣きには何かしら特別な劣情にあふれ返っており、一種異様な雰囲気を醸し出しているらしい。

経済的には件の女性達は潤うのかも知れないが、同じ民族の男達にとっては愉快な気分ではなかろうに、このあたりの感覚はされたことがない日本人にはいつもピンと来ないので、どこかしら真実味や切迫感が無い。

南米のインカ帝国へのスペイン人の暴虐。
アメリカ先住民に対するアメリカ人の残酷な集団虐殺、アフリカ先住民の対するヨーロッパの白人達の差別や暴虐に思いを至せば、日本人の悪行などあまり大したことは無いが、それでも被支配を異民族に受けたことのない幸せな単一民族であるので、今一度想像力を働かし、被支配民族の心情を慮ることができないならば、先進国としての品格や地位を失ってしまうかも知れない。

特に善人面や紳士面を敢えてするつもりはないが、日本人の面汚し、品格の放棄だけは控えて欲しいものだ。

沖縄にはアメリカの全権大使、黒船のペリー提督が1853年6月6日に上陸している。
その約1ヶ月後に今の神奈川の浦賀沖に黒船の大船団が来日(?)した。
これが明治維新の始まりを告げる歴史的な大事件であった。この数年前に起こった支那清国のアヘン戦争を、当時日本は鎖国中ではあったがオランダとの交易を通じてこのときのアジアの大国の清の惨たんたる敗北について幕府も知っていたので、当時の日本は上や下へのてんやわんや、大騒ぎであったらしい。
これは歴史の本から筆者の想像であるが、国民的大パニックに陥ったのではないだろうか。
今のレベルでは、9.11テロか宇宙人の来襲くらいにインパクトがあったのではないだろうか。
何しろ明治維新という国家の革命的大変革が起こったくらいである。

ありがとうございました

たくま癒やしの杜クリニック
濱田朋久


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