コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

コラム:ひとくち・ゆうゆう・えっせい

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■ 無枕健康法2008. 1.19

修身教授録を著した、森信三先生の健康法である。森先生は、90才代の半ばまでカクシャクとして健康に生きられたから説得力がある。

十数年前から知っていたのであるが、何となく枕を手離せずに来たが、ヒョンなことから「無枕」で寝てみたところ、すこぶる気分が良い。
最初は、何かしら不安定な感じがするが、慣れてくると、首の後ろのあたりと、肩や背中の筋肉が緩んで、とてもキモチイイ。
ついでに、両腕を上に挙げて、赤ちゃんのポーズをとると、ますます頸椎と背中全体のストレッチができて、思わず伸びをしたくなる。

何しろ、寝る時に枕がいらない。
起きて歩くときも、丁度、身長測定の時の姿勢を寝る時に「馴らす」ことができる。
肩こりや、めまいの原因もつくらない。安眠にも良い。
まさに一石四鳥である。
まだまだご利益がありそうな気がする。

この頃は、車の中で仮眠を取る時も、ヘッドレストを避けて、首を後ろに反らして寝るので、入眠が早い。

そもそも人類は、いつから枕をするようになったのであろうか?
枕をした状態を横から見ると丁度、下を向いた状態、つまり「うつむく」ということになる。
人間は「うつむく」と物事を暗く否定的に考える傾向がある。

少し上を向いてニッコリ笑いながらモノを考えると、あまり否定的にならず、自然に楽天的、肯定的になる。試してみて下さい。

ありがとうございました。

追記【1】
以前、もう亡くなられた方であるが、度々、肩こりの注射(局部の麻酔、鎮痛注射)を請われて往診した方が何人かおられたが、皆さん謂わゆる高枕で首猫背であった。
もう70才代、80才代であったから無枕の指導提案はできなかったが、中年か、低目の枕を使用されている方なら、試してみられたら、何らかのの効果を期待できると思います。

たくま癒やしの杜クリニック
浜田朋久


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