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■ 思考習慣 | 2004. 6. 1 |
雨の似合う花、紫陽花の季節。今年も入梅したようですね。 長い出張にて、ふたたび大変ご無沙汰です。恐縮・・・。 人間の思考パターンを単純に大きく分けて 肯定的思考(感情) 否定的思考(感情) と考えて見ますと、面白い。 思考というのは、時間と結びついていますので、過去と未来のいずれかに、方向づけられ、「今ここ」に無い・・・という特徴があります。 ですから、 肯定的思考というのは、良い思いでを懐かしむ(喪失感のないの心地よいもの)とか安心とか夢、希望(未来、将来について。悩ましい渇望の無いもの)といえるのではないでしょうか? 一方 否定的思考というのは、苦い思い出に伴う後悔とか喪失感、失敗感(過去)や不安、心配(未来)といえるでしょう。 この思考について何の対策も持たず、監視せずにいると殆ど否定的思考 に傾くきらいがあるそうです。つまり意識しないと肯定的思考に向かわないらしい?! 本来「無思考」即ち「今ここ」で普段過ごし、目的の無い思考はやめるのが良いそうですが、なかなかそのような悟りきった「無心」の境地には、私達凡夫凡人には、なれません・・・ので・・・という前提で、 どうせならば 肯定的思考・・・を、しようではありませんか・・・というアイデアです。それならば、どうすれば、肯定的思考ができるようになるかと申しますと、何度も繰り返しで恐縮なのですが、思考が言葉とも深く結ばれていますので、「言葉の力」を上手に使う。 特に理由や意味を考慮しないで、唐突で構いませんので、 「しあわせだな〜」 「うれしいな〜」 「たのしいな〜」 と口走ってみる。以上の言葉は、「今ここ」の状態を主観的に表現しているものなので、二重に良い・・・と思われます。一石二鳥! さらに、 「ありがたいな〜」 これは、少し過去を含んでしまうニュアンスがありますが、強力な肯定言葉ですので、チカラいっぱい口ずさみましょう。 特に就寝時、寝がけには、注意深く自分の「思考」を見守り肯定的言葉を、あたかも念仏のように唱えると良いかもしれません。 ダメでもともと。今夜から実行。 ・・・・・・・・・とのご提案ですが、いかがでしょう? 思考習慣についてでした。拙文にて、オソマツ。 ありがとうございました。 濱田朋久 拝 |