[戻る] |
■ 慢性の下痢について | 2007. 9.25 |
医学的に言う「器質的疾患」つまり癌とかポリープとか、その他細菌や、ウイルス等、病原体の感染によるもの以外の「慢性下痢」の場合、大概は「心身症」即ち心因性の慢性下痢症ということになる。 結構多い。 普通2つの因子が重なる。 「愛情不足」 「怒りの抑圧」 である。けれども一般的に言う人間関係の不具合というより、表面的には「良好な人間関係」を保っているケースが多い。 つまり、本人が我慢をしている。 特に攻撃的エネルギーの抑圧が殆どであるから、スポーツや、カラオケ、ギャンブル、酒、等、謂わゆる「ストレス解消法」には一定の効果が認められる。 しかし、そのような行動の無い「真面目」な人の場合、「慢性の下痢」となる。 男性が多いが、モチロン女性もなる。比較的元気な人がなる。 人によっては、医療機関を巡り「異常ありません」と言われ、慢性大腸炎、自律神経失調症の診断を受け、整腸剤や軽い精神安定剤をもらう。 症状は軽くなるが、性格が頑なな人と、愛情不足の慢性化している人は症状が続く。 全く、孤独な人はならない。 何らかの人間関係の不調は必ず隠されていて、その人を刺激し、怒らせ、淋しがる人はきちんと発見できるが・・・ そのことを問診で発見しても、本人に告げることはできない。何故なら、人間関係はその人自身の選択であるし、医者は裁判官でも警察官でも宗教家でもないから、誰が悪い、彼が悪いとは言えない・・・。 とは言うものの、ハッキリ言って上げることもある。 医者は、一時的には、患者さんの保護を必要があるので、親の代わりに「その人」つまり怒りの元になっている人を簡単な心理劇で「攻撃してみせる」ことは治療上する。 このあたりの微妙なやりとりや、駆け引きは非常に難しい。 人間関係はホントに難しい。 ただし、基本はある。 「人間関係」の完全なクリアができないことは無い。 それは、やはり「悟る」ことだ。人間関係の超越ともいえる。 すべての人は、我が師 すべての出来事は必然 起こったことは、すべて学びとして感謝。 そして、すべてを「ゆるす」こと。 このことで、必ず自らが救われる。 わかっているんですけどネ。 やはり難しい。 慢性下痢症の方、一度お話においで下さい。完治した方もおられますし、胃や腸やその他内臓の検査もできます。(初めて、PRをHomepageでしてみました。悪しからず) ありがとうございました。 たくま癒やしの杜クリニック 浜田朋久 |